良質な海で のびのびと丁寧に育てたブランド魚

入り江の多いリアス式海岸が特徴の敦賀湾は日本海の荒波の影響を受けにくく、湾を取り囲む三方の山々からの雪解け水によりミネラルや微生物が豊富な、養殖に適した土地です。冬は大雪になることも多い場所ですが、そんな急激な水温変化だからこそ、敦賀で獲れる魚は身の締まりが良く味も良いと評判です。広い生簀でのびのびと育てることで一匹一匹に目を配り、丁寧に育てたブランド魚です。現在、岩牡蠣の養殖にも取り組んでいます。

敦賀ふぐ(若狭ふぐ)

気候や水質に大きく影響を受けやすい大変繊細な敦賀ふぐ。
徹底した管理が必要なため、
食用ふぐの中でも最も高級とされています。
恵まれた敦賀の水質で丁寧に育てられる敦賀ふぐは、
身の締まりが良く歯応えが抜群で
旨みものっていることで有名です。

敦賀真鯛

ふぐの養殖よりも歴史が古く、敦賀では昭和50年頃から
盛んに真鯛の養殖が行われてきました。
海水温が低い敦賀湾は太平洋に比べ、餌をあまり食べずゆっくり育つため、
身の弾力がしっかりとあり、味が濃いことが自慢です。
更にカニ殻等の栄養価の高い飼料を与えることで
身質、魚体の色味、脂の乗りともに非常に良くなり、
ブランド鯛「敦賀真鯛」に仕上がります。

若狭まはた

敦賀湾でもなかなか獲れず、幻の高級魚といわれるまはた。
若狭の新ブランド魚にしようと2020年から養殖をはじめました。
普段は岩底にいる魚で急な水圧の変化などに弱いため、
健康管理にはとても気を使って育てています。
生け簀の中でしっかりと餌を食べている
若狭まはたは天然魚よりも脂の乗りが良く、
独特の歯ごたえがあり、噛めば噛むほど旨味が広がります。